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趣味を楽しむ

夏本番、旅行中やカフェなど清々しい場所で読みたい"夏の本"

暑い夏、お気に入りの1冊の本を持ちながらの出かけてみるのはいかがでしょうか。近くの日かげの涼しい場所で、読みかけた本の続きのページを開くゆったりした時間。あるいは、いつもの生活とは一味違う旅の途中で、本の1ページから受ける印象を楽しむ時間。本の編集に携わって四半世紀、無類の本好き編集者が、春の本に続いてオススメの夏の本3冊ご紹介いたします。
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明るい老女が語る、自分の家の秘密

ミドリさんとカラクリ屋敷」 
鈴木 遥 集英社文庫刊

夏、サーファーなどで賑わう神奈川県平塚に、電信柱が家の中心にある不思議な家を発見した著者。やがて、大学で建築を専攻した彼女は、改めてこの建物に惹かれた自分を思い出し、家主の木村ミドリさんという老女に会いに行きます。なんとこの家は、自分たち夫婦で独学で設計してつくったものだと語り出します。
90歳を超えた彼女の話は、やがて北海道の開拓民だった自分たち一族のルーツへと展開し、著者の冒険が始まります。それはこの家にある様々な"カラクリ"の秘密をめぐる旅でもありました。
厳しい環境の中でも、ユーモアを忘れず、力強い生活者たちによる"昭和"が、心地よく胸に迫るノンフィクションです。

出来事は、喜劇と悲劇のくりかえし

img_20150805_book2.jpg奇跡も語る者がいなければ
ジョン・マグレガー著 真野泰訳 新潮社刊

8月の最後の日、イングランド北部のある通りで起こった出来事。通りの住民たちは、いつもと変わらない午後の時間を生きるはずでした。
「22番地の小さなメガネをかけた女子学生」「20番地の口ひげの老人」「19番地の双子の息子」などが住むこの通りは、猫の爪の音や深夜のカフェのシャッター音、欠けた人形が転がる音など、よほど耳を澄ましていないと聞き取れないけれど、実際は様々な色彩の音色に溢れた世界でもありました。
カーテンの向こうの扉は、開けることで暖かい日差しとともに冷たい雨も入ってきます。それでもカーテンは開けてみないとわからない。日常の中の生と死を見つめた新進気鋭の著者による数々の賞に輝いた傑作小説です。

"見えない大陸"の逞しい風景

CORONA
写真・文 石川直樹 青土社刊

ハワイイ(←本書の言い方にならって)、ニュージーランド、イースター島というポリネシア・トライアングル。ル・クレジオがかつて"見えない大陸"と呼んだ南太平洋の風景を長年撮り続けた著者の写真集です。
この作品の完成には、航海術士マウとの出会いと別れがあったといいます。かつてポリネシアンでは、他の島への航海の際、星を見ながら行くことができる伝説的な航海術がありました。今は亡きマウはその航海術を操る伝説的な人物でした。
鮮やかな色合いで映し出された躍動感ある現地の人々やその生活。そして、圧倒的な迫力の自然風景。観光地とは違う、南の島の一面です。第30回土門拳賞受賞作品。

book選:岡島 朗(編集者)

☆次回のテーマは、「ふるさと納税」。ちまたで話題のふるさと納税とは!?☆

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いちばん心地良いのは、自分らしい暮らし。そんなコンセプトから生まれた、まったく新しい賃貸アパート"MyStyle"シリーズ。 まず、そこに暮らす人の理想のライフスタイルを思い描き、それを実現するために設計、デザインされています。 これまでの場所や家賃で住まいを探すというスタイルから、自分の理想の暮らし方に合わせて住まいを選ぶというスタイルへ。